ヴァニタスの手記・女王の牙とは?ビスティアのベロニカとロキについて

「ヴァニタスの手記」には、さまざまな独自の用語が登場しますよね。

今回はその中でも物語の真相に迫る存在ではないかと思われる、「女王の牙(ビスティア)」に注目してみたいと思います。

女王の牙(ビスティア)とはなんなのか?

そして、女王の牙と呼ばれる存在であるベロニカとロキについて、現在までにわかっている情報をまとめていきたいと思います!

「ヴァニタスの手記」女王の牙(ビスティア)とは?

女王の牙とは、女王に仕える立場の人を指します。

「ヴァニタスの手記」にて、女王の牙(ビスティア)という異名を持っている存在は2人います。

異界領主であるサド家の娘で、ドミニクの姉「ベロニカ・ド・サド」と、女王陛下の次に地位と権力を持っているルカの兄である「ロキ」です。

女王の牙(ビスティア)である2人について詳しく解説していきます。

 

 

こちらから「ヴァニタスの手記」の漫画が安く読めます!

 

 

女王の牙(ビスティア)ドミニクの姉「ベロニカ・ド・サド」について

早速、ドミニクの姉「ベロニカ・ド・サド」についてみていきたいと思います。

また、ベロニカの正体やその強さについても紹介します!

「ベロニカ・ド・サド」とは

まずはベロニカといえば、白髪で直毛、胸元まで襟が大きく開いた和服風の装いなのが特徴的です。

ドミニクが黒髪でふわっとした髪質、かっちりと男装している様子なのとは対照的な姿です。


また、ドミニクが初めて登場した際にノエに着けた首輪はベロニカのものだそうです。

それだけでなくドミニクは拷問器具も私的に所有しているとのこと!

おそらく「サディズム」の語源になったマルキ・ド・サドがモデルになっているキャラクターだと思われます。

 

ベロニカは花の名前となっていますが、その名前の由来はキリストにまつわるものです。

十字架を背負い、ゴルゴダの丘へ向かうキリストの血(もしくは汗)を拭ったのが聖女ベロニカです。

花言葉は「female fidelity(女性の忠節)」です。

もしかすると、こうしたルーツと思われるものが、今後のベロニカの行動のヒントになるかもしれませんね!

ベロニカの正体

ベロニカについては、「女王の牙」というだけあり、女王の側近のような立場であったようです。

ヴァニタスたちに襲い掛かってきたときの様子を見ると、かなりの強さであるようですので、側近といっても護衛の意味合いが強かったと想像できます。

そして、女王陛下の元に仕えているのは「女王の牙」だけではありません。

 

女王陛下に仕えているのは元老院のひとりであるルスヴン卿も同じですよね。

女王陛下の残滓であるネーニアが記憶を取り戻す際に、女王陛下を攻撃した人物と思しき記憶が蘇ります。

その際に回想の中に登場するシルエットが、ベロニカのものであると思われるのです。

つまり、ベロニカはルスヴン卿と共謀して、女王陛下の身体を害した存在であった可能性が大いに考えられるのです。

ベロニカは人間を酷く嫌っていますから、ルスヴン卿とは目的が一致していることでしょう。

ベロニカの強さ

ベロニカの強さはかなりのものです。

ノエとヴァニタスをいとも簡単に圧倒するほどですから、おそらく現在判明しているキャラクターの中でも上位の実力を持っていることでしょう。

式を書き換えることで、とても強力な氷の技を使うことができます。

仮面をつけて視界が狭まっている中でもダイナミックな技を駆使してヴァニタスとノエを追い詰めていくシーンは印象的ですよね。

 

また能力自体の強力さもさることながら、人間に対して力を使うことに一切の躊躇がないということも、その強さの源であると考えられます。

躊躇がないどころか、相手が窮地に陥っている様子を楽しんでいるようにすら見えますよね!

女王の牙(ビスティア)ルカの兄「ロキ」とは

さて、ここまではベロニカのことを語ってきましたが、次は同じく「女王の牙」と呼ばれる存在のもう一人、ルカの兄「ロキ」についてみていきましょう!

そんなロキの正体とその強さについて、中心にまとめていきたいと思います。

関連記事:ヴァニタスの手記・ルキウスの兄・ロキの正体は?ルカとジャンヌの関係についても

「ロキ」とは

ロキの存在が初めて物語上で語られたのは、ルカがヴァニタスたちを襲ったときのことです。

ルカはヴァニタスの書を求めていましたが、その理由は「呪持ちである兄を助けるため」でした。

そんなルカの兄「ロキ」が物語に登場するのは、随分後になってのことです。

ロキの正体

ロキの正体は、はっきりとは明かされていません。

しかしネーニアの存在が世界に固定された際、それを感じ取った吸血鬼のひとりであるロキは、女王陛下の身体は自分たちが壊したのに、というようなセリフを口にするのです。

このことから、ロキが女王陛下を害した犯人のひとりであることは確定しています。

その目的は判明していませんが、ロキもルスヴン卿やベロニカと近しい存在であったことは間違いありませんので、利害関係が一致したのでしょう。

おそらく、ルカの存在がロキの動機に関係していることは、まず間違いないと思われます。

ルスヴン卿はルカの叔父で後見人ですので、人質のようになっているのでしょうか?

ロキの強さ

ロキは女王の牙として、かなりの強さであると思われます。

直接その戦闘シーンは明かされていませんが、しかしその強さは呪持ちになってもなお、ルカがロキの傍が一番安全だと語るほどです。

鎖で繋がれた状態ではありますが、本来の強さはベロニカと同等かそれ以上のものであったと考えられます。

 

ロキは呪持ちで、ルカはそんなロキを治そうと単独で行動していました。

しかしルスヴン卿が「治さなくていい」と言ったことで、ロキにはその後、ヴァニタスの書による救済は行われていません。

ルスヴン卿の思惑と、ロキが今後どうなってしまうのか気になりますが、知るのがこわくなるような秘密が隠されていそうな予感がしますね!

 

まとめ

『ヴァニタスの手記・女王の牙とは?ビスティアのベロニカとロキについて』と題して、「女王の牙(ビスティア)」と呼ばれている二人についてまとめてみました。

ベロニカもロキも、そのビジュアルからしてただものではない雰囲気が感じられる魅力的なキャラクターですよね!

そして二人とも弟妹を持っていることも共通点ですよね!

まだベロニカの目的も、ロキの目的もはっきりと語られてはいませんが、どちらもルスヴン卿の存在が近くにあることが気になります!

また、女王陛下との間でなにがあったのか・・・。

今後の展開も要チェックですね!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

「ヴァニタスの手記」の記事一覧

ヴァニタスの手記・ネーニアとは?黒い影の正体や目的・ノエの真名が奪われるのか考察!

ヴァニタスの手記・アニメのサブタイトル右下の文字・カタカナの謎について考察!

ヴァニタスの手記・ベートの正体や目的は?クロエとジャンジャックの関係についても

ヴァニタスの手記・ルキウスの兄・ロキの正体は?ルカとジャンヌの関係についても

ヴァニタスの手記・女王陛下ファウスティナは呪い持ち?双子の姉妹なのか考察!

ヴァニタスの手記・ジャンヌの正体は呪い持ち?強さや過去について解説!

ヴァニタスの手記・ルスヴン卿の誓いの能力や目的は?ノエを操る黒幕・敵か考察!

ヴァニタスの手記・ジャンヌとヴァニタスの関係は?最後は死亡するのか考察!

ヴァニタスの手記・アストルフォの過去や性別は?ローランとの関係についても

ヴァニタスの手記・蒼月の吸血鬼ルーナの正体は?ヴァニタス右腕のマークについても

ヴァニタスの手記・ノエの先生の正体や目的は?顔がない理由やラスボス・黒幕か考察!

ヴァニタスの手記・ドミニクの幼少期やノエ・ルイとの関係は?死亡するのかも考察!

ヴァニタスの手記・ドクターモローの正体や目的は?ルスヴンとの関係についても

ヴァニタスの手記のアニメはひどいしつまらない?面白くない評価やパクリの評判は?

ヴァニタスの手記・シャルラタンの正体は?パレードと呪い持ちの関係について

ヴァニタスの手記・ノエの好きな人はジャンヌ・ドミニク?出会いや関係についても

ヴァニタスの手記・71ミハイルの正体や性別は?モローの実験台だった過去についても

ヴァニタスの手記・ヴァニタスは死亡?正体や過去・蒼月の吸血鬼との出会いについても

ヴァニタスの手記・女王の牙とは?ビスティアのベロニカとロキについて

ヴァニタスの手記・マキナ侯爵の正体や目的は?ガノについても考察!