ヴァニタスの手記・ドミニクは死亡?幼少期やノエ・ルイとの関係についても

「ヴァニタスの手記」に登場するドミニク・ド・サド。

男装の麗人、といった風格の凛々しい佇まいの貴族の女性です。

彼女はこの物語の主人公のひとり、ノエと婚約者であると公言しています。

婚約者の関係であることはノエが否定していますが、ドミニクとノエは幼少期に出会っている幼馴染です。

今回はそんなドミニクの幼少期、そしてノエや同じく幼少期を共に過ごしたルイとの関係をまとめていきたいと思います!

そして、今後ドミニクは死亡するのかどうかをみていきます!

「ヴァニタスの手記」ドミニクは死亡してしまうのか

「ヴァニタスの手記」でドミニクは死亡してしまうのか?について触れていきます。

2021年10月現在、連載中の「ヴァニタスの手記」の最新の展開のネタバレになる情報について触れていきます。

単行本派の方・アニメ派の方は要注意です!

 

ある日、ノエのもとに、もう一つのヴァニタスの書を持つミハイルからドミニクのものだろうと思われる、切られた髪の毛の束が送られてきます。

そして、ドミニクを人質にミハイルは、ノエにヴァニタスの血を吸うように要求します。

 

 

こちらから「ヴァニタスの手記」の漫画が安く読めます!

 

ドミニクはなぜミハイルに人質にされた?

ドミニクがミハイルに人質として攫われてしまったのは、間違いなくドミニクがノエにとって特別な人物だからです。

 

ノエは吸血した相手の過去の記憶を見ることができます。

ミハイルはヴァニタスの過去の記憶を、ノエを通じて知りたかったのです。

そして、再び昔のように、ミハイルとドミニク、そして蒼月の吸血鬼の三人で暮らしたいと望んでいました。

そのためにノエに言うことを聞かせようと、ノエにとって特別な人物であるドミニクを人質にしました。

ノエは過去に目の前でルイを失ったトラウマから、ドミニクまでも失うことをひどく恐れます。

そしてやむを得ずミハイルに逆らうことができない立場になってしまうのでした。

 

関連記事:ヴァニタスの手記・71ミハイルの正体や性別は?モローの実験台だった過去についても

ドミニクは自殺する?

ドミニクは、自殺の選択をしました。

ドミニクは過去の出来事から、ノエが傷つくことをひどく恐れています。

ルイを失い、それを目撃したノエと過ごしたドミニクは、自分よりルイが生きていた方がよかった、その方がノエは喜んだのにと思い悩むほどにノエの過去のトラウマのために傷ついています。

 

ノエはドミニクを人質に取られたためにミハイルに逆らえず、過去を知られたくないヴァニタスに攻撃されてしまいます。

それを目撃したドミニクは、自分のせいでノエが傷つくくらいであれば、と自ら飛び降りて死ぬことを選ぶのです。

 

結果的に飛び降りた後、地面に衝突する前に助けられることになるのですが、ドミニクはノエのためであれば、自ら死ぬという選択ができる人物であるということは確かです。

今回は助かりましたが、今後また同様の状況が起きた場合、このままではドミニクはまた同じ判断をすることは間違いないでしょう。

「ヴァニタスの手記」ドミニクの幼少期やノエ・ルイとの関係は?

ノエがドミニクの登場するシーンで語っているように、ノエとドミニクは幼馴染です。

その出会いは幼少期までさかのぼります。

ドミニクは幼少期をノエとルイと3人で過ごしました。

ここでは、そんな幼少期の出会いにまつわるエピソードについてまとめていきたいと思います。

 

 

ドミニクには双子の兄ルイがいた

ドミニクには双子の兄・ルイがいました。

吸血鬼の世界で、双子は不吉の象徴とされています。

 

ドミニクは由緒正しい異界領主サド侯爵家の娘です。

貴族の家系において、双子であるということは大きな意味がありました。

ですから、双子の兄の方、ルイは双子であることを隠され、サド家を離れノエの「先生」である祖父の元で育てられます。

ドミニクはサド家で貴族として厳しい教育を幼少期から受けています。

一方で、きょうだいで唯一、祖父の元でのびのび育っているように見えるルイ。

そんなルイのことを、幼少期のドミニクは羨ましく思っていました。

たまにルイのところへ遊びに行くことができるドミニクとは違い、あとから「先生」に買われてやってきたノエは、ルイといつも一緒に暮らすことになります。

そんな二人の存在は、ドミニクにとっては羨ましいものでした。

ドミニクはノエの初めての友達

ドミニクとルイはノエにとっては初めての友達です。

天涯孤独で、人間の老夫婦に拾われて育てられたノエ。

さらに、老夫婦亡き後は闇市で売られていました。

闇市にてドミニクとルイの祖父である「先生」に買われて、二人に引き合わせられるまでは、ノエは同年代の吸血鬼に会ったことがありませんでした。

ですから、ドミニクはノエにとって初めての友達のひとりです。

 

ルイとノエは「先生」の元で共に暮らしますので、まるで兄弟のような関係だったと思われますが、時々遊びに来るドミニクとはまさに友人関係と呼ぶのが正しいでしょう。

ドミニクはノエが好き?

ドミニクがノエに対して好意をもっていることは確かだと思います。

ドミニクはノエを婚約者だと言って憚りませんし、たびたび好意を口にしています。

しかし、ノエはあくまでドミニクを大切な友人だと話しています。

一方で、ノエはドミニクへ吸血行為をしています。

コミュニケーションとしての吸血行為が特別なものであるのは、ルイがノエに教えたことです。

この行為だけ見れば、二人が特別な関係にあるように見えます。

 

しかし、ノエは幼少期に目の前でルイを失っています。

ドミニクが一人称を「僕」にし、男装を始めたのは、呪持ちのルイが亡くなってからのことです。

ドミニクはルイの境遇を羨んでいたことに負い目を感じていますし、目の前でルイが死ぬところを目撃し、トラウマになってしまったノエに元気を出して欲しかったのです。

 

まるで双子のルイの分も一緒に生きていると言わんばかりの現在のドミニクの姿。

ノエからドミニクに対しての吸血行為も、過去の出来事が関係していると考えられ、恋愛的な好意によるものだとは言いきれません。

彼らだけの間にある、複雑な意味合いを持っていると考えられます。

 

 

こちらから「ヴァニタスの手記」の漫画が安く読めます!

 

まとめ

『ヴァニタスの手記・ドミニクは死亡?幼少期やノエ・ルイとの関係についても』と題して書いていきました。

ドミニクの初登場シーンが明るく快活な様子であっただけに、彼女の心の中にある過去のトラウマが一層重たいものに感じますね。

また、ノエとドミニクの間にある、恋愛感情だけでは収まりきれない関係。

それは一方でお互いのために命を投げ出してしまうような、危うい関係でもあります。

ルイの死という共通のトラウマを抱えた者同士の特別な関係性は、今後の展開にも重要なものになることは間違いありません。

今後、二人の関係が変わっていくのかどうか、見守りましょう!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

「ヴァニタスの手記」の記事一覧

ヴァニタスの手記・ネーニアとは?黒い影の正体や目的・ノエの真名が奪われるのか考察!

ヴァニタスの手記・アニメのサブタイトル右下の文字・カタカナの謎について考察!

ヴァニタスの手記・ベートの正体や目的は?クロエとジャンジャックの関係についても

ヴァニタスの手記・ルキウスの兄・ロキの正体は?ルカとジャンヌの関係についても

ヴァニタスの手記・女王陛下ファウスティナは呪い持ち?双子の姉妹なのか考察!

ヴァニタスの手記・ジャンヌの正体は呪い持ち?強さや過去について解説!

ヴァニタスの手記・ルスヴン卿の誓いの能力や目的は?ノエを操る黒幕・敵か考察!

ヴァニタスの手記・ジャンヌとヴァニタスの関係は?最後は死亡するのか考察!

ヴァニタスの手記・アストルフォの過去や性別は?ローランとの関係についても

ヴァニタスの手記・蒼月の吸血鬼ルーナの正体は?ヴァニタス右腕のマークについても

ヴァニタスの手記・ノエの先生の正体や目的は?顔がない理由やラスボス・黒幕か考察!

ヴァニタスの手記・ドミニクの幼少期やノエ・ルイとの関係は?死亡するのかも考察!

ヴァニタスの手記・ドクターモローの正体や目的は?ルスヴンとの関係についても

ヴァニタスの手記のアニメはひどいしつまらない?面白くない評価やパクリの評判は?

ヴァニタスの手記・シャルラタンの正体は?パレードと呪い持ちの関係について

ヴァニタスの手記・ノエの好きな人はジャンヌ・ドミニク?出会いや関係についても

ヴァニタスの手記・71ミハイルの正体や性別は?モローの実験台だった過去についても

ヴァニタスの手記・ヴァニタスは死亡?正体や過去・蒼月の吸血鬼との出会いについても

ヴァニタスの手記・女王の牙とは?ビスティアのベロニカとロキについて

ヴァニタスの手記・マキナ侯爵の正体や目的は?ガノについても考察!