オリエント・小雨田英雄の正体や強さとは?つぐみとの関係についても

いよいよアニメの放映が迫っている「オリエント」。

今回はそんな「オリエント」から、小雨田英雄について触れてみたいと思います。

アニメの公式では小雨田英雄役が声優の羽多野 渉に決定したことが発表されましたね!

声優さんのファンで、これから「オリエント」の世界を知りたい!という方や、アニメが始まったら「オリエント」をぜひチェックしたい!という方にも、小雨田英雄がどんな人物なのかわかっていただけるように、まとめていきます!

では早速、「オリエント」小雨田英雄の正体や強さについて、そしてつぐみとの関係性について触れていきたいと思います!

「オリエント」小雨田英雄の正体や強さとは?

武士になることを決意し故郷を旅立った、まだ外の世界を知らない武蔵と小次郎が最初に出会ったのが謎の少女・つぐみ。

そのつぐみを追って行った先で出会うことになるのが、小雨田英雄です。

小雨田英雄とは、「小雨田武士団」団長です。

「オリエント」の世界では武士団の城は城下町ごと移動する形で生活をしていますが、「五月雨城」を治めているのが、小雨田英雄です。

一見、柔和そうな表情をした、穏やかな人物に見えます。

領民たちのことも「家族」と呼んでいるようですね。

それでは、小雨田英雄の正体、そして彼がクズなのか?、そしてその強さや、小次郎の鬼鉄騎を奪った理由についてみていきましょう!

小雨田英雄(こさめだ ひでお)の正体

小雨田英雄の正体は、「小雨田武士団」団長。

ですが、決して穏やかな人物ではありません。

領民たちのことも「家族」と呼びながら、危険が迫っているときに彼らを守ろうとはしません。

それどころか、「我々は家族なのだから、家族のために」と犠牲を強いるような命令も下します。もちろん逆らえば命はありません。

武蔵と小次郎が出会った少女「つぐみ」のことも、血の繋がりはないものの「娘」と呼んでいます。

しかし、実際には「親子」という言葉で精神的に支配してマインドコントロールをしているような状態。

小雨田英雄という人物は「家族」という言葉で人々を支配して、自分の思い通りにならない人物には制裁を加える、独裁者のような一面があるようです。

小雨田英雄はクズ?

小雨田英雄は”クズ”だと言ってしまいたいのですが、実際はもっと狡猾な人物のように思われます。

人々は城を追われ、鬼や鬼神の支配の下で暮らすことに怯えています。

それに比べると、武士がいる城下町で暮らすことは、鬼に支配された町にいるよりも、人々はずっと安心できそうです。

おそらく小雨田英雄はそうした人々の心理を利用しています。

自分で戦う力を持たない人々は、「城下町を追われて鬼のいる場所へ行くくらいなら、この場所の方がマシ」と思うため、小雨田英雄の独善的な思想に反対することができません。

そのため小雨田英雄が人々に犠牲を強いるような理不尽な命令を下しても、誰も逆らえませんでした。

小雨田英雄の強さ

小雨田英雄は徳川から「五月雨城」を任せられるほどに強い人物です。

先ほど小雨田英雄を「狡猾」と表現しましたが、人々をコントロールする力には特に秀でているように見受けられます。

騎士団では集団で連携して戦うことになりますから、その指揮を執る才能はあるように思えます。

 

また、戦闘力についても、小雨田英雄はつぐみの親代わりに訓練をつけた人物。

つぐみが初登場時から体術が非常に強かった点を考えると、その師である小雨田英雄も、武士として一定以上の強さはあるようです。

鬼鉄騎を奪った理由は?

鬼鉄騎を奪ったのは、「武士」を領内に招くためです。


小雨田騎士団の戦況は思わしくありません。

早晩、鬼たちが攻め込んで来ることを小雨田英雄は分かっていました。

そのため、その際に戦ってくれる「武士」を領内に呼び込むために、つぐみに命令して立派な鬼鉄騎を持つ者から鬼鉄騎を奪わせたのでした。

結局、やってきたのは武蔵と小次郎というまだ駆け出しの武士。

役に立たないと悟った小雨田英雄は別の方法で鬼に対抗する作戦を取ることになります。

小雨田英雄とつぐみの関係について

さて、次は小雨田英雄とつぐみの関係についてまとめていきたいと思います!

小雨田英雄は家族のいないつぐみを「娘」と呼び、大変可愛がっている様子。

ですが、どうやらそれは単純な「家族」という感情ではない様子です。

小雨田英雄の考える「家族」は一般的なイメージとは酷く離れているようにみえます。

ということで、小雨田英雄のつぐみに対する態度について、そして小雨田英雄のつぐみに対する執着についてまとめていきます!

 

 

小雨田英雄のつぐみに対する態度がひどい

小雨田英雄のつぐみに対する態度はひどいものです。

つぐみが小雨田英雄にとって、都合のいい働きをしたときは、娘として大変可愛がっている態度を見せます。

しかし、その一方で、つぐみが失敗したり反論したときは、「馬鹿女」と呼んだり「出来の悪い娘」と言って罵ってきます。

つぐみは他に家族がいません。

小雨田英雄から見放されればひとりぼっちになってしまう、居場所がなくなるという恐怖心があります。

ですから、つぐみは徐々に思考力を奪われ、小雨田英雄の言いなりにしかなれない状況に陥っています。

これはとても酷いマインドコントロールの方法です。

このような言葉を受ける状況が続くと、人間は今、目の前の状況を冷静に判断できなくなるのです。

 

こうした言動は実際のDVの事例でもよく見られるようです。

ですから、傷つけられると分かっていながらも、その人の側から離れられない、というような状況に陥ります。

つまり、小雨田英雄はその言動で、「親子」という呪縛を作り、つぐみを支配しているのです。

小雨田英雄はつぐみに執着している

小雨田英雄はつぐみに執着しています。

作中ではつぐみが離れていくようなそぶりを見せると、酷く動揺した様子も見せています。

先に少しマインドコントロールの話をしましたが、これも現実によくあるケースで、共依存の関係になっていることが考えられます。


小雨田英雄自身も、つぐみを蔑み、支配することで自分の自尊心を保っている部分があるのでしょう。

強く支配し、服従させるという行動には、つぐみに否定されたり、つぐみが自分から離れたりするのが怖いという気持ちが隠されているようにも見えます。

小雨田英雄の発言から察するに、彼自身もどうやら、父親から同じような支配的かつ暴力的な扱いを受けていた様子ですね。

 

こうした状況になると、他者に介入してもらって、離れられるようにする方法をとります。

今作では、そうした役割を武蔵と小次郎が担っています!

まとめ

『オリエント・小雨田英雄の正体や強さとは?つぐみとの関係についても』と題して書いていきました。

小雨田英雄のやっていることに、「ひどい!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もしかしたら、悲しい気持ちになった方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、これは「つぐみ」の旅立ちのエピソードです。

共依存の関係から決別して、自分の未来をこれから生きようと決意する物語なので、安心して「オリエント」の物語に飛び込んでみてください!

武蔵や小次郎の旅立ちのエピソードと同じく、決意を固めた人間の強さが描かれています!

きっとその姿に勇気をもらえるはずですよ!

小雨田英雄というキャラクターに声優さんの演技が加わって、アニメーションで動くとなると、どのように表現されるのか・・・恐ろしいような、期待のような感情で思わずドキドキしてしまいます。

これからも一緒に「オリエント」の物語を応援しましょう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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