よふかしのうた星見キクと探偵やマヒルとの関係は?過去や目的・眷属についても

2022年7月からアニメ放送開始を控え、公式PVの公開など新情報が続々と解禁されている「よふかしのうた」!

今回は、そんな「よふかしのうた」から、星見キクという登場人物に注目をしたいと思います!

謎の多いキャラクターで、作品に登場する吸血鬼たちの中でも際立って人間とは違う存在感を見せる星見キク。

そんな星見キクと探偵さんの関係や、マヒルとの関係についてまとめ、彼女の目的や、彼女の眷属への考え方についても触れていきたいと思います!

「よふかしのうた」星見キクと探偵さんの関係

まずは、星見キクと探偵さんの間の関係から見ていきたいと思います。

この二人のやり取りは、一種ホラー作品を見ているかのような一触即発のヒリヒリとした緊張感がありますよね。

探偵さん視点での星見キクの存在は、まるでホラー映画に登場するキャラクターのようです。

そんな二人の関係について、詳しく触れ、そして今後どうなるのかを考えてみたいと思います。

 

星見キクは探偵さんの父の不倫相手?

星見キクは探偵さんの父親の不倫相手でした。

星見キクの眷属になった探偵さんの父親は家族を襲い、妻を殺しました。

娘である探偵さんは生き残ったものの、心に深い傷を負います。

ですから、探偵さんの両親の死のきっかけ、そして探偵さんの憎悪のきっかけになったのが星見キクの存在だったわけです。

 

吸血鬼は魅了する力があることは分かっていますので、探偵さんの父親も星見キクに出会いさえしなければ不倫をしようと考えることはなかったでしょう。

ですから、不倫し、吸血鬼の眷属になってしまった原因は、元をたどれば星見キクになってしまうのです。

星見キクと探偵さんの緊張関係は、過去の大きな因縁によるものなのです。

目代キョウコとの今後はどうなるか考察

ではそんな探偵さんこと目代キョウコとの今後の関係性はどうなるのかについて考えてみたいと思います。

当初、探偵さんは、過去の復讐として星見キクをはじめとする吸血鬼を滅ぼすつもりでいました。

 

しかし、主人公コウの説得もあり、目代キョウコの目的は元凶となった吸血鬼を殺すことではなく、家族に起きた悲劇の真相を知ることに変わりました。

ですから、今後は星見キクと関わりつつ、星見キクの真意や彼女が何者なのかを知り、理解することで彼女の過去のトラウマを徐々に癒すことができるのではないでしょうか。

「よふかしのうた」キクさんとマヒルくんの関係

次に、星見キクとマヒルの関係に触れていきたいと思います。

キクとマヒルは深い関係であることは既に明かされてはいます。

マヒルといえばその家庭環境の不穏さにもかなりハラハラさせられていて、現状でもかなりヒリヒリしたやり取りがなされています……!

ここでは二人がどのようにして出会ったのかに触れ、そしてマヒルくんは星見キクの眷属になるのかどうかを考えてみたいと思います。

マヒルくんとの出会い

星見キクとマヒルくんが出会ったのは、マヒルくんが実家のお店の手伝いをしていたときです。

配達先の店で星見キクと出会ったマヒルくんは、彼女と言葉を交わすようになり、そして星見キクを好きになります。

 

これまでの星見キクは闇雲に人間を魅了し、その人の血を吸い、眷属を増やし続けていたようですが、マヒルに対しては少し違うようです。

最初から星見キクは自ら吸血鬼であることなどを明かし、その上で眷属になりたいというマヒルに、眷属化の前に関係が悪化しているマヒルの家族に一緒に会いに行こうなどと一見、礼儀正しいような動きを見せています。

マヒルくんはキクさんの眷属になるか考察

さて、マヒルくんはキクさんの眷属になるのかどうかを考えてみたいと思います。

既にコウのモノローグに、マヒルくんは死ぬのではないかと読み取れるセリフがあるのです。

ですから、眷属になるのではなく、吸血行為により死んでしまうのではないか……という予測ができます。

 

「吸血鬼が恋をした人間の血を吸ったとき、その人間は死んでしまう」という話があるのです。

ですから、マヒルのことを好きになったキクの吸血によってマヒルは死を迎えるのではないかと考えられます。

ですが、この話は実しやかに吸血鬼の間で言われているだけで、ルールのように確証のあるものではありません。

 

一方で、人間が眷属化して吸血鬼になることは生まれなおすようなものだとしていることから、マヒルくんは眷属化するので人間としての生を終えるということなのでは、という味方もできるかもしれません。

「よふかしのうた」星見キクの過去や目的・眷属について

ここからは、星見キクの過去や現在の目的、そして謎に包まれている彼女の眷属に対する考え方について見ていきたいと思います。

先述の通り、他の吸血鬼が見た目ではほぼ人間と変わらないのとは違い、彼女は描かれ方からしても、「普通の人間とは違う」存在なのだとハッキリと分かります。

なぜ彼女は吸血鬼の中でも異質な存在感を放っているのか、彼女の過去を見ていき、そして彼女がなんのために行動し続けているのかについても見ていきたいと思います。

 

 

星見キクの過去とは

星見キクは、16世紀以前から吸血鬼として生きており、その間、眷属を増やし続けている吸血鬼です。

ですから、年齢は400歳以上ということですね……!

 

彼女はその歳月で、実に多くの眷属を生み出しました。

そして、一度眷属にした者とは連絡を絶ち、二度と会わないのだそうです。

というのも、彼女は吸血によって眷属を生み出すことを毎回悲しんでいます。

ですが、彼女が悲しんだところで、彼女を好きになってしまった人間の血を吸えば眷属は生まれてしまいますし、そうして彼女に放置された眷属が暴走することだってあります。

 

その代表例が目代キョウコの父親です。

星見キクの目的は眷属を増やすこと?

行動だけ見ると星見キクはむやみやたらに眷属を増やしたいのか?とも思えますが、そうではないようです。

どうやら彼女の目的は、本当の恋をすることのようなのです。

彼女が本当に恋したかどうかは、「吸血鬼が恋をしている人間の血を吸うと、吸われた人間が死んでしまう」ので、血を吸えば分かります。

 

自分が本当の恋をしたことがないので、毎回人間に近づいて関係性を築き、吸血行為をした後に相手が眷属になったことで、「自分が恋をしているのではなく、相手が自分を好きなだけだ」と分かって悲しんでいると考えられます。

そのために多くの人間の人生をめちゃくちゃにしすぎでは……とも思えるのですが、彼女ほど長く生きてしまうと、そのあたりの共感力なども薄れていってしまうのかもしれません。

 

彼女自身も、自分のことがわからないというような発言をしています。

彼女は自分から主体的に、能動的に「恋をする」ことで、自分が何者なのかが知りたいのかもしれないですね。

 

まとめ

今回は星見キクについて見ていきました。

かなり不穏な存在感を持つキャラクターなので、恐ろしくも感じるのですが、その一方で言葉にできない魅力を感じさせる人物ですよね。

彼女については現在進行形で謎が明かされるのかどうかというところなので、連載の最新情報を追っていくしかない状況でもあります。

また吸血鬼の世界の複雑さが深まり、早く先の展開が知りたい……!とソワソワしてしまいます。

アニメの方ではどのように描かれるのか、まだキャスト情報等明かされていませんので、ソワソワしつつ期待して待ちたいですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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