映画キネマの神様は原作と違う?実話でゴウのモデルは原作者の父親!

2021年8月6日公開予定の映画「キネマの神様」

公開延期が続きましたが、やっと8月に公開となりそうで楽しみです!

今回は、映画「キネマの神様」は原作小説「キネマの神様」と違うのか、どこまでが実話で、ゴウのモデルとなっている父親はどんな人物なのかを調査していきます。

映画「キネマの神様」は原作小説と何が違う?

「キネマの神様」は原田マハさんの長編小説。

映画と原作小説の違いについて調査していきます。

原作小説「キネマの神様」あらすじ

無職の娘とダメな父。39歳独身の歩は突然会社を辞めるが、折しも趣味は映画とギャンブルという父が倒れ、しかも多額の借金が発覚。

ある日、父が雑誌「映友」に歩の文章を投稿したのをきっかけに歩は編集部に採用され、ひょんなことから父の映画ブログをスタートさせることになった。

「ゴウ」のハンドルネームで父が書くコラムは思いがけず好評を博し、借金とギャンブル依存から抜け出せそうになるが、ある時〈ローズ・バッド〉を名乗る覗の人物に反論されて・・・。

「映画の神様」が壊れかけた家族を救う、奇跡の物語。

原作小説「キネマの神様」では、現在の物語が中心となっています。

映画「キネマの神様」あらすじ

ギャンブル好きなゴウ(沢田研二)は妻の淑子(宮本信子)と娘の歩(寺島しのぶ)にも見放されたダメ親父。

そんなゴウが、たったひとつ愛してやまないものが『映画』だった。

若き頃のゴウ(菅田将暉)は助監督として、映写技師のテラシン(野田洋次郎)をはじめ、時代を代表する名監督やスター女優の園子(北川景子)、また撮影近くの食堂の看板娘・淑子(永野芽郁)に囲まれながら夢を追いかけていた。

そしてゴウとテラシンは淑子にそれぞれ思いを寄せていた。

ゴウの初監督作品、撮影初日に転落事故で大怪我をし、その作品は幻の作品に・・・。

ゴウは撮影所を辞めて田舎に帰り、淑子は周囲の反対を押し切りゴウを追いかけていく。

 

あれから約50年。歩の息子・勇太(前田旺志郎)が、古びた映画の脚本を手に取った。

その作品は、ゴウが初監督で撮影を放棄した『キネマの神様』。

勇太はその脚本の面白さに感動し、現代版に書き直して脚本賞に応募しようとゴウに提案。

最初は半信半疑で始めたゴウであったが、再び自身の作品に向き合う中で忘れかけていた夢や青春を取り戻していく。

映画「キネマの神様」はゴウの若い頃の登場シーンが多い

小説「キネマの神様」は若い頃の話より、現在の話がメインなのに対して、映画「キネマの神様」はゴウの若い頃が主に描かれているように感じます。

原作小説では現在のゴウが物語の中心になっていて、若い頃のシーンはあまりありません。

映画では予告映像からも分かるように、若い頃のシーンが多くありますね。

若い頃のシーンは、菅田将暉さん、永野芽郁さん、北川景子さん、野田洋次郎さんなどが出演されるため見どころも多そうですね!


 

原作小説「キネマの神様」は実話でモデルがいる?

「キネマの神様」は実話なのか調査していきます。

「キネマの神様」は実話?フィクション?

「キネマの神様」は原作者である、原田マハさんの実体験を元に描かれていて、3分の1は原田マハさんの実話のようです。

残りの3分の2はフィクションで、自分の人生がこうだったらなという願いや、父の人生に温かな奇跡みたいなものが起きてほしいと思ってこの小説を書いたと語ってます。

「キネマの神様」は、原田マハさんの実話を元にしたフィクションとなっていますね。

ゴウのモデルは原作者「原田ハマ」の父親

「キネマの神様」の主人公であるゴウのモデルは、原田マハさんの父親がモデルになっています。

原田マハさんの父親は、ギャンブルが好きで借金を重ねていたようです。

情には厚く映画が好きだったようで、このあたりは「キネマの神様」の内容と同じですね。

原田マハさんの父親は写真中心の本の営業マン。

原田さんの家にはいつも本がたくさん積んであり、本を親しむ環境の中で育ったようですね。

家族愛の物語、映画の公開が楽しみです!

まとめ

『映画キネマの神様は原作と違う?実話でゴウのモデルは原作者の父親!』と題して書いていきました。

小説が映画化されるとどこが違うのか気になりますよね。

映画「キネマの神様」は若い頃の回想シーンが多くあると予想します。

原作者・原田マハさんの父親がゴウのモデルで、実話をもとにしたフィクションとなっているようですね。

松竹映画100周年の記念作品となっていて、キャストも豪華で公開が楽しみです!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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