私の幸せな結婚美世の父親の政略結婚とは?母はなぜ死んだのか?

斎森美世の夢に時々現れては何かを伝えようとする母親の斎森澄美。

斎森美世と同じ黒い美しい髪で、いつも桜の木の下に立つ姿が印象的ですよね。

ですが母親は斎森美世が幼い時に亡くなっています。

そこで今回は「私の幸せな結婚」美世の父親の政略結婚とは、母はなぜ死んだのかについて詳しく解説していきます。

「私の幸せな結婚」美世の父親の政略結婚とは?

斎森澄美の夫であり斎森美世にとっては父親にあたる斎森真一。

しかし父親としての愛情どころか、娘が使用人のように扱われていても見て見ぬふり。

その原因は斎森澄美との政略結婚にある様子。

詳しく見ていきましょう。

斎森真一のプロフィール

現在の斎森家当主であり、斎森美世と斎森香耶の実父。

異能は風を操るタイプで、実写版では風の異能を使うシーンも。

 

薄刃家と斎森家の血を引きながらも無能として生まれた斎森美世に全く関心がなく、久堂家に嫁に行かせた時も「捨てたも同然の娘」と冷たい言葉を吐いていました。

本来父親なら娘が嫁に行けば大泣きするところ。

ですが涙一つ笑顔一つ見せない斎森真一の姿に、これ以上父親として期待するだけ無駄なのかもしれませんね。

澄美と政略結婚する

斎森真一と斎森澄美は政略結婚です。

斎森家は歴史ある名家であり異能者の家系。

そして異能最強と言われる薄刃家。

 

その特殊な血を少しでも濃く保つよう組まれた縁談でした。

斎森美世はそんな2人から生まれ、初めは斎森真一も可愛がっていた様子。

 

しかし愛のない政略結婚に加え、斎森美世に異能がないと分かるや否や態度が180度変化。

「美世を見捨てないで欲しい」という斎森澄美の懇願も聞き入れませんでした。

澄美が亡くなり香乃子と結婚

斎森美世にとって継母である香乃子と若い頃はお付き合いをしていた斎森真一。

ですが斎森澄美と結婚するため一度破局。

 

その後斎森澄美が亡くなったことで、正式に妻として迎え入れます。

しかし当然ながら香乃子は斎森真一と斎森澄美との間に生まれた斎森美世は憎くて仕方ありません。

何かにつけては虐め、どんどん居場所を奪っていきます。

 

そんな状況でも口一つださず、香乃子の好きにさせている斎森真一。

過去に一度別れたことに負い目があるのか、それともただ惚れた女に弱いのか。

どちらにせよあの態度は許せないですよね。

美世の人生を大きく変えた出来事

これまで斎森美世に冷たい態度をとっていた斎森真一だが、ある意味斎森美世の人生を大きく変えた人物でもあります。

それは斎森家の今後を決定する際、辰石幸次を婿養子としその妻に斎森香耶を。

そして斎森美世を久堂家へ嫁がせたからです。

 

周囲からは嫌味に感じるこの決定事項も、後に斎森美世の人生が幸せへと大きく変化する一歩でした。

この判断をしたことだけは褒めてあげてもいいのかもしれませんね。


「私の幸せな結婚」美世の母はなぜ死んだのか?

斎森美世が幼い時に死んでしまった斎森澄美。

ではなぜ死んでしまったのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

美世の実の母親は誰?

斎森美世の実の母親は薄刃家出身の斎森澄美です。

斎森美世の異能は「夢見の力」という、人の夢に入り込んで精神操作をするもの。

そしてその異能を持つには精神感応の異能を持つ母親からしか生まれないと言われています。

 

斎森澄美は「精神感応(テレパシー)」の能力の持ち主であることから、「夢見の力」の異能を持つ斎森美世が誕生しました。

 

更に夢に時々現れる斎森澄美の姿はまさに今の斎森美世にそっくりですよね。

夢見の力に母親譲りの美しさ。

斎森澄美が斎森美世の実の母親であることは間違いないでしょう。

美世の母が死んだ理由

斎森美世の母親である斎森澄美が死んだ理由は病によるもの。

詳しい病の名前はありませんが、私の予想では精神的なものではないかと思います。

 

理由としては政略結婚という愛のない結婚に加え、異能がない娘を産んだとしてかなり形見の狭い思いをしていたはず。

しかし本当は斎森美世に「夢見の力」があると分かっていた斎森澄美が何がなんでも我が子を守ろうと必死になったはず。

そのせいで、体調を崩してしまったのではないでしょうか。

 

あくまでも私の憶測なので、真相は今後物語の中で出てくるかもしれません。

ですが、幼い娘を残し死んでしまった斎森澄美の気持ちを考えると胸が痛くなりますね。

まとめ

今回は私の幸せな結婚美世の父親の政略結婚とは、母はなぜ死んだのかについて解説していきました。

やはり政略結婚というものは辛いものがありますね。

今の時代、なかなか政略結婚というものは目にしないので、あまり詳しくありませんが、人生は一度きり。

せめて結婚相手くらいは自分で選び好きな者同士でしたいもの。

斎森真一も斎森澄美も、そして香乃子も、それぞれ幸せになるため藻掻いているように感じました。

今後斎森家がどうなっていくのか。

これからの先行きに目が離せません。

最後までお読みいただきありがとうございました。