ヴィンランドサガ・アシェラッド死亡は何巻?最後や目的・本名についても

現在、アニメ化されているヴィンランド・サガ。

今回は主人公のトルフィンの前に立ち塞がり、彼の父親を始末したアシェラッドについて解説していきます。

彼は命を落とす事になりますが、それが何巻でその最期や目的、本名について知りたい人は多いんじゃないでしょうか。

それ故に解説していこうと思います。

「ヴィンランド・サガ」アシェラッドの死亡は何巻?

まず、アシェラッドの死亡が何巻について解説します。

果たして、何巻で命を落としたのでしょうか!?

アシェラッドの死亡理由

アシェラッドが死んだのは12巻であり、死亡理由はクヌートに刺されたからでした。

 

クヌートには王の資質があった事からアシェラッドは彼を王にするために、色々と手を尽くしてきました。

そのためにはクヌートの父親であるデンマーク王スヴェンを始末しないと行けず、しかも彼はアシェラッドの故郷であるウェールズを攻めようとしていたのです。

アシェラッドは何とか辞めさせようとするも、スヴェンはクヌートかウェールズの二択を彼に押し付けました。

 

この事に苦悩した彼は両方を救うために自らの命を捧げる事を決めてスヴェンを始末し、自らを王様と名乗って狂ったような行動を取り始め、クヌートに刺された事で命を落としたのです。

アシェラッドとトルフィンの関係

アシェラッドとトルフィンの関係はかなり複雑です。

 

トルフィンには父親でヨーム戦士団の大隊長のトールズがいて、彼はアシェラッドの兵団と戦って彼と1対1で決闘を繰り広げ、勝利しました。

しかし、アシェラッドの配下であるビョルンに息子やレイフ達を人質に取られ、彼らを救うために自らの命を犠牲にする事を決めて弓隊の矢の雨を浴びて立ったまま命を落としたのです。

 

この光景を見ていたトルフィンは父親を始末したアシェラッドに憎しみを抱き、復讐しようと彼の兵団に所属し、隙があれば彼の首を取ろうとしていました。

対するアシェラッドはトルフィンの師匠的存在です。

 

彼は己を負かしたトールズの事を尊敬していて、かつて自分を鍛冶師の元へと追いやった父親に復讐した事を踏まえ、自分と同じ道を辿ろうとしていると感じてそうならないようにふるまっています。

アシェラッドとトルフィンのその後

アシェラッドとトルフィンのその後は、トルフィンが仇を討てずに終わりました。

アシェラッドはクヌートに刺されたことで命の危機に陥り、トルフィンに対して言葉を遺して命を落としたのです。

 

自らの手で命を奪う事が出来なかった彼は激高してクヌートに襲い掛かるも、兵士達に捕まって始末されそうになります。

しかし、クヌートの計らいで奴隷落ちとなり、奴隷となって働いている時もアシェラッドが夢の中で出て来た事からまだ忘れていないのでしょう。

「ヴィンランド・サガ」アシェラッドの最後や目的・本名について


次はアシェラッドの最期の言葉、目的、本名について解説します。

果たして、どんな最期の言葉を述べ、どんな目的を持ち、どんな本名を持っているのでしょうか。

アシェラッドの最後の言葉

まずアシェラッドの最後の言葉について解説します。

最期の言葉は「本当の戦士になれ…トールズの子」です。

 

アシェラッドはトルフィンに自身への復讐を捨て去り、新たな生活を送らせようとします。

更にトールズは昔は戦士として恐れられながらも家族を持ってからは、戦いそのものに嫌悪感を持ち始め、同時に本当の戦士とは何なのかに気づいて平和な村で過ごすようになったのです。

 

その事からもアシェラッドはトルフィンなら本当の戦士になれると思ったから、上記の言葉を遺したのでしょう。

アシェラッドの目的とは

次はアシェラッドの目的について解説します。

彼の目的はこの世の仲を平和をしてくれる王を見つけて、ウェールズの民を助ける事でした。

ウェールズはアシェラッドにとって敬愛している母親の故郷であり、非常に大切な場所です。

そんな場所を守ろうと彼は快く思っていないヴァイキングの面々の戦士団を率いながら、王に相応しい人物を探すためにあちこち駆け巡っていました。

 

その結果、クヌートと言う王に相応しい人物を見つけたのです。

彼に王様になってもらうため、例え人の道に外れる行為だろうと躊躇なくを行うなど策謀を張り巡らせていく事になります。

アシェラッドの本名と正体

そしてアシェラッドの本名と正体について解説します。

アシェラッドの本名はルキウス・アルトリウス・カストゥスです。

母親はアーサー王のモデルとされるケルトの将軍アルトリウスの子孫なので、アシェラッドの正体はその最後の末裔。

 

そのため、アシェラッドはウェールズを第二の故郷的存在として非常に大切にしていて、父親と同じデーン人の集まりであるヴァイキングを心底嫌悪。

更に彼にとって重要な事に関する時に言い放つ誓いには、本名を出している事からも本名を相当誇りに思っている事が伺えます。

そして彼には子供はいなかったみたいなので、恐らくアルトリウスの血は完全に途絶える事になったのです。

まとめ

以上がアシェラッドが死亡したのは何巻でその最期や目的、本名についてでした。

アシェラッドは死亡しながらトルフィンの事を気にかけているので、夢の中にまで出てきます。

それはトルフィンの事を案じているほかありません。

この事にトルフィンがどう思って動くのか、期待したいところですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。