私の幸せな結婚美世の異能をネタバレ!夢見の能力や薄刃家の関係についても

明治・大正期ならではの儚い恋の様子を描いた「私の幸せの結婚」。

しかしそこに登場する人物たちは各々異能や見鬼の才を持っていて、それらが物語を進める中で大事な鍵となっていきます。

そしてこの物語の主人公である斎森美世は異能がない者として家族から虐げられてきました。

ですがストーリーが進む中で少しずつ斎森美世の異能が明らかに。

そこで今回は私の幸せな結婚美世の異能をネタバレ、夢見の能力や薄刃家の関係について詳しく解説していきます。

「私の幸せな婚」美世の異能をネタバレ!

初めは異能を持っていない普通の娘だと思われていた斎森美世。

しかし久堂清霞だけは斎森美世の異能の気配にいち早く気づいていましたね。

では一体斎森美世の異能はどのようなものなのでしょうか。

詳しくみていきましょう。

美世の異能がネタバレしたのはいつ?

斎森美世の異能がネタバレしたのは原作小説の2巻です。

久堂清霞の家に来てから度々悪夢にうなされる斎森美世。

その際異能の力がうっすらと現れていることに久堂清霞が気が付きます。

 

久堂清霞は斎森美世から話してくれるのを待ちますが、無駄な心配を掛けたくないと相談せずにいる斎森美世。

お互いを思いやる気持ちが強すぎて変な方向にすれ違っているのが分かりますね。

 

そんな中薄刃家で、従兄の薄刃新・祖父の薄刃義浪と対面することに。

そこで斎森美世は異能持ちであることを伝えられ、同時に薄刃家に戻るべきだと言われてしまいます。

今まで異能がないと虐げられてきた斎森美世に異能があると分かって嬉しい反面、薄刃家が何かしてくるのではないかと心配になりますよね。

久堂清霞がしっかり守ってくれることを期待しましょう!

美世の異能について

斎森美世の異能は「夢見の力」です。

相手の夢の中に入り込み、その者の精神へ働きかけることが可能。

 

敵であれ味方であれ、人間は誰しも眠るもの。

だからこそこの異能は絶対的効力を持つとして恐れられているようです。

「わたしの幸せな結婚」美世の夢見能力や薄刃家の関係について

薄刃家とは「人心に干渉する力」を受け継ぐ家系として世間から恐れられてきた存在。

そんな薄刃家の血を継ぐ斎森美世の異能「夢見の力」はどのようなものなのでしょうか。

薄刃家との関係も併せて見ていきましょう。

美世の夢見能力とは

斎森美世の「夢見の力」とは、自他問わず夢の中に入りこみ、直接精神に作用する力のこと。

更には過去・未来までも見通すことが出来ます。

 

この能力は薄刃家の血を引いている女性しか発現しない力。

一度この能力が完全に開花してしまうと、自分を含め相手の夢を操り、時には洗脳することも可能に。

異能の中でも最強の力と言われているだけはありますね。

 

もし久堂清霞が斎森美世に嘘や隠し事をしても、「夢見の力」ですべてを暴かれる可能性があるので、久堂清霞は一生斎森美世に頭が上がらないのではないでしょうか。

斎森美世に叱られていじけている久堂清霞の姿が目に浮かびますね。

薄刃家の異能一覧

これまで国をも滅ぼしかねない危険な能力までも排出してきた薄刃家。

その恐るべき異能とはどれほどのものなでしょうか。

  • 夢見の力
  • 精神感応(テレパシー)
  • 幻覚(幻覚を見せて錯乱させる)
  • 相手の自我を消す
  • 知覚を歪ませる

 

肉体的に働きかける異能は防ぎようがありますが、精神に攻撃されると普通の人間では対抗するすべはありませんよね。

薄刃家でもそれを自覚しており、能力を悪用する者が出ないよう「薄刃」の姓を隠すなど制限を設けていました。

夢見の発動条件

薄刃家出身だからと言って夢見の力は発動するわけではありません。

その力を有するには発動条件があります。

それはその女性の母親が精神感応(テレパシー)の異能を持っているということ。

 

実際、斎森美世の母親である薄刃澄美も精神感応(テレパシー)の持ち主。

薄刃家という異能の一族であり、母親の異能が精神感応(テレパシー)、そして生まれてくる子は女性であること。

 

このすべての条件をクリアしたのがまさに斎森美世。

かなりレアな存在であり、薄刃家にとっても他の異能者にとっても恐ろしい存在であることが分かりますね。

夢見の力は封印されていた

斎森家にいたころは異能がないとして家政婦のような扱いを受けてきた斎森美世。

もし夢見の力があると分かっていれば立場は逆転したはず。

なのになぜその異能は封印されていたのでしょうか。

 

その理由として実の母親である薄刃澄美が「夢見の力」を封じる術をかけていたからなんです。

 

どうして封印なんてしたのか、封印さえしなければ無能などと言われることはなかったのではないのかと、つい感情的になってしまいますよね。

しかしこの封印には母親の大きな愛情が隠されていました。

 

夢見の力はかなり協力で特別な異能。

それ故、悪意を持った他人に斎森美世の能力を利用させまいと、薄刃澄美は桜の木に夢見の力を封印しました。

いつか娘を愛し、その異能も含めて守り支えてくれる相手がくるまで桜の木と共に斎森美世を守り続けてきた母の愛。

事実が分かるとかなり感動しますよね。

子供を想う母の愛はいつの時代も変わらず偉大なのだと感じました。

まとめ

今回は私の幸せな結婚美世の異能をネタバレ、夢見の能力や薄刃家の関係について解説していきました。

和風シンデレラストーリーである『わたしの幸せな結婚』。

素敵な結婚相手に最強の異能をもつ、まさに斎森美世は無敵のシンデレラではないでしょうか。

これから自身の異能をどのように活用していくのか。

今後も「わたしの幸せな結婚」から目が離せません。

最後までお読みいただきありがとうございました。