アニメ化を控え、盛り上がっている「スパイファミリー」。
早速グッズの発売情報も続々と発表されていて、期待が高まりますよね!
今回は、そんな「スパイファミリー」の物語の舞台に注目したいと思います!
どうやらスパイファミリーの物語に登場する場所などは実在するモデルがあるように見えますよね!
そこで今回は「スパイファミリー」の設定のモデルになっているのでは?という部分を、まとめてみたいと思います。
ロイドたちが暮らしている国のモデルやイーデン校のモデルになった学校などについて調査していきます!
「スパイファミリー」西国と東国のモデルとなった舞台はドイツ?
スパイファミリーの世界でロイドたちが暮らしている国は、西国(ウェスタリス)と東国(オスタリア)に分断されています。
その間に「鉄のカーテン」と呼ばれる、自由な行き来を阻むものがあることが作中で語られていますよね。
どこの国か気になりますが、東西に分断されていた国ということで一番に思いつくのはやはりドイツではないでしょうか?
それでは、スパイファミリーの世界と現実のドイツの歴史とどの程度の共通点があるのか、時代背景も含め簡単に見ていきましょう。
✍️キャラクター紹介✍️#ロイド・フォージャー
CV.#江口拓也西国情報局に所属する敏腕諜報員。
暗号名は〈黄昏〉。『SPY×FAMILY』は2022年4月より
テレビ東京他にて放送📺ただいま第2弾PV公開中です🔽https://t.co/jbUVn5JKph#SPY_FAMILY#スパイファミリー#アーニャ pic.twitter.com/P6HLnrj1Vd
— 『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』アニメ公式 (@spyfamily_anime) December 27, 2021
モデルは昔の東西ドイツ「ベルリン」?
おそらく、スパイファミリーの舞台は”東西ドイツ”であると考えられます。
スパイファミリーの世界でも、世界的な戦争ののちの冷戦下で、西国と東国は分断されている状況だと描かれています。
実際のドイツも、1961年~1989年までの28年間は「ベルリンの壁」という壁があり、人や物が自由に行き来できない状況にありました。
西ドイツと東ドイツで家族が分かれてしまい、長い間生き別れの状況になってしまった人もいます。
スパイファミリーの物語は東国が舞台になりますが、西国側のスパイである〈黄昏〉が存在を悟られると命の危険があるあたり、「鉄のカーテン」も「ベルリンの壁」と似たような存在であると伺えますね。
舞台の元ネタ
さて、ドイツがスパイファミリーの元ネタとなっていると思われるものはもう一つあります。
スパイファミリーでは西国の外相が東国を訪問し、国交正常化にむけて会談する、という場面がありますよね。
その際に東国を訪れるのがブランツ外相という人物。
アーニャがボンドと出会うことになる時期に、ロイドには彼の護衛の任務がくだりました。
そんなブランツ外相にはモデルになっている実在の人物がいるようです。
それは、ヴィリー・ブラント氏。
1960年代後半にドイツ連邦共和国外務大臣を務めている人物です。
東ドイツとの国交正常化に向けての働きが評価され、1971年にノーベル平和賞も受賞し、その後連邦首相にも就任した人物です。
名前も似ていますよね。
ですから、スパイファミリーの舞台の元ネタは”1960年代後半~1970年代前半のドイツ”と考えることができるのではないでしょうか。
「SPY×FAMILY」組織やイーデン校のモデルについて
次に注目したいのは、スパイファミリーに登場する各組織やアーニャが通うイーデン校のモデルになっている実在の組織や学校は存在するのか?ですよね!
西側のWISEはたくさんのスパイを抱えている組織で正体が気になりますし、東側の国家保安局も実在したの……?と知りたくなっている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
また、イーデン校はステラを集めてランクが上がっていくようなシステムが、まるでゲームの世界のようで面白いですよね。
そんな独特な学校に実在のモデルがあるの!?
そんな疑問に順番にお答えしていきます!
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ワイズのモデル
まずはロイドこと〈黄昏〉たちが所属する西側組織のWISEから見ていきましょう!
結論からいうと、ワイズのモデルを1つに絞ることは難しいです。
『SPY×FAMILY』更新されました。
短めの番外編になります。
よろしくお願い致します。https://t.co/zwTEnOTmUj pic.twitter.com/1Ky3hSL9mU— 遠藤達哉 (@_tatsuyaendo_) January 23, 2022
例えばアーニャが憧れているスパイの「ボンドマン」。
おそらくは「007」シリーズに登場するジェームズ・ボンドがモデルだと思います。
そこから考えると、WISEのモデルは、ジェームズ・ボンドが所属する英国の情報機関「秘密情報部(MI6)」です。
こちらの組織も、モデルのひとつではあると思います。
さまざまなスパイ映画で登場する組織でもありますから、スパイといえばMI6をまず思い浮かべる人もいらっしゃるのではないでしょうか?
CIAも映画などで有名な組織ですが、こちらはアメリカの組織ですので、ロイドたちとは少し状況が違うかなと思われます。
ちなみにジェームズ・ボンドがMI6に所属するのは第二次世界大戦で出征したのちのことですから、ロイドの過去とも共通点がありますよね。
一方で、ドイツの情報機関もモデルになっている可能性はあります。
それが連邦情報局(Bundesnachrichtendienst; BND)。
略称のBNDで「ボンド」と読めそうなところも、モデルになっていそうなポイントです。
国家保安局のモデル
次は東国の国家保安局(SSS)のモデルについて考えてみましょう。
ヨルの弟・ユーリが所属している組織ですよね。
東国の治安維持を目的としている組織ですが、拷問や脅迫などの手段を用いるなど、冷酷な秘密警察であることも「スパイファミリー」の作中で語られています。
これは、旧ソ連の国家保安委員会(KGB)がモデルになっている可能性があります。
特に冷戦下で活動していた組織ですし、また、スパイファミリーに登場するSSSのエンブレムは旧ソ連の国家保安委員会のエンブレムの形に似ているように見えます。
このKGBの歴代の議長の中で60年代後半~80年代前半の時期に在任していた人物の名前は「ユーリ」という名前ですので、モデルのひとつになっていることが考えられます。
また、ドイツで秘密警察ということばから歴史上に実在した組織といえば、ナチ党の党警察組織である親衛隊 (SS)も想起されますよね。
おそらく、これらの実在した組織をミックスさせたところから着想を得ているのが「スパイファミリー」に登場する東国の国家保安局、というところだと思います。
ガーデンのモデル
「スパイファミリー」のガーデンといえば、暗殺組織ですよね。
ガーデンはヨルが幼少期から所属している組織で、ガーデンのトップは「店長」と呼ばれています。
ガーデンでのヨルは「いばら姫」と呼ばれており、店長からの依頼で業務を行っています。
✍️キャラクター紹介✍️#ヨル・フォージャー
CV.#早見沙織幼少期から殺人術を
叩き込まれた凄腕の殺し屋。
暗号名は〈いばら姫〉。『SPY×FAMILY』は2022年4月より
テレビ東京他にて放送📺ただいま第2弾PV公開中です🔽https://t.co/jbUVn5JKph#SPY_FAMILY#スパイファミリー#アーニャ pic.twitter.com/37tt9boloD
— 『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』アニメ公式 (@spyfamily_anime) December 30, 2021
そんなガーデンのモデルですが、調べたところ、それらしき組織はありませんでした。
ナチスドイツの時代などで暗殺部隊も存在したようなのですが、ヨルの任務は大抵単独任務であることなどからも、あまり当てはまらないように思われます。
ヨルが幼少期から所属していることから、ガーデンは長い期間にわたって存在している団体のようですし、少年兵の育成もしているので、このような組織は実在してほしくないものです。
イーデン学校のモデル
さて、一方、アーニャやダミアンたちが通っている名門校イーデン校。
星(ステラ)と呼ばれる褒章を集めると、インペリアルスカラーと呼ばれる特待生になれます。
逆に問題行動で与えられる雷(トニト)が集まってしまうと退学処分になってしまうなど、独特な校則がまるでロールプレイングゲームのようで面白いですよね。
そんなイーデン校にもモデルになっている学校があります。
それは、英国の超名門校「イートン・カレッジ(イートン校)」です!
まず校名もそっくりですよね!
実際のイートン校は男子校なので、イーデン校のようにアーニャたちが入学することは叶いませんが、イートン校も超名門です!
王室の子息たちが通うことでも注目される、かなり有名な学校。
また、イートン校には、キングススカラーという、1学年につき十数名しかなることができない特待生が存在します!
イーデン校とはシステムは違いますが、キングススカラーになると、特別な学校施設が利用できたり、制服にマントがつくところなどはイーデン校のインペリアルスカラーにそっくりですよね!
ドノバン・デズモンドのモデルはヒトラー?
最後にオペレーションの標的「ドノバン・デズモンド」のモデルについてになります。
ドノバン・デズモンドのモデルは、ドイツの独裁政治家「アドルフ・ヒトラー」だと思われます。
アドルフ・ヒトラーは、1933年にドイツの首相となり独裁者の典型ともされています。
そして第二次世界大戦の引き金となった人物。
結婚はしていませんでしたが、子供は6人いたようです。
作中でもダミアンの母親は登場していませんね。
今後どのように描かれていくのか楽しみです。
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まとめ
今回はスパイファミリーの舞台や登場する組織・団体の元ネタについて考えてみました。
歴史上の出来事から着想を得ていると思われる設定もたくさん登場しているので、調べれば調べるほど「こんなつながりがあったのか!」や「このキャラクターの元ネタはこと人かな?」と好奇心が湧いてきます!
もしかすると今後の展開のヒントが隠されているかもしれませんね!
今回の記事で気になった方はぜひ、調べてみてください!
歴史の勉強にもなるかもしれないですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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