2020年10月5日イングランドプレミアリーグ、アーセナルはアトレティコ・マドリードよりガーナ代表MFトーマス・パーテイを獲得しました。
アーセナルのアルテタ監督が獲得を熱望し、移籍市場最終日の補強に成功しました。
トーマス・パーテイはマンチェスター・ユナイテッドやインテルといったビッグクラブからも関心があった注目の選手です。
そんなトーマス・パーテイの気になる点をまとめてみました。
・年俸はいくら?
・契約解除金とは?
・プレースタイルは?
・過去の経歴は?
・なぜアーセナルに移籍したのか?
こちらについて伝えていきたいと思います。
トーマス・パーテイのプロフィール紹介
アーセナルがアトレティコからトーマスを獲得 背番号18を着用
アーセナルは5日、ガーナ人MFトーマス・パーテイをアトレティコ・マドリーから獲得したことを発表した。背番号は「18」を着用する。アーセナルは、LFP(スペインプ… #アーセナルhttps://t.co/W7cPKpRnfR pic.twitter.com/BzTzHL7mHQ
— ArsenalFC News Bot (@f14s_arsenal) October 6, 2020
本名:トーマス・テイェ・パーテイ
国籍:ガーナ
生年月日:1993年6月13日
年齢:27歳(2020年10月現在)
身長:186cm
体重:78kg
ポジション:MF
背番号:18
利き足:右足
トーマス・パーテイの年俸
トーマス・パーテイの年俸と契約解除金についてです。
チーム3位の約15億円!
トーマス・パーテイは週給20万£(日本円で約2880万円)年俸は約15億円。
この年俸はアーセナルで3位の年俸です。
1位はメスト・エジルで約23億
2位はオーバメヤンで約21億
エジル、オーバメヤンはアーセナルで活躍し、この年俸まで進みましたが、プレミアリーグ初挑戦のトーマス・パーテイが活躍出来ないかも、というリスクを踏まえてスタートから15億の年俸なのでアーセナルの期待の高さが表れています。
1位のエジルに関してはアルテタ監督の構想外となっていて放出の可能性が高いので、トーマス・パーテイの年俸は実質2位みたいなものですね。
それにしても1週間で約2880万円を稼ぐって、サッカー選手には夢があります。
過去の年俸
2019年 約2億円(アトレティコ・マドリード)
アトレティコ・マドリードのレギュラーとして活躍したのは、2017-2018シーズンからなので2018年より前の年俸はさらに少なっかたと思われます。
アトレティコ・マドリードのレギュラー選手の平均年俸は約3億円となっているので、トーマス・パーテイの年俸は少なかったですね。
契約解除金はいくらか?
トーマス・パーテイの契約解除金は約62億円です。
今回の移籍では移籍金ではなくアーセナルが契約解除金をアトレティコ・マドリードに支払っての移籍となりました。
契約解除金とは、契約書内で合意の上定められた金額を支払うことで、クラブ、選手が一方的に契約を解除できる制度です。
移籍の際にクラブ間の交渉も必要ありません。
トーマス・パーテイの場合、約62億支払えば獲得。
アトレティコ側に止める権利がないということです。
トーマス・パーテイ今までの経歴
2013-2014 マヨルカ(スペイン)レンタル
2014-2015 アルメリア(スペイン)レンタル
2015-2020 アトレティコ・マドリード
トーマス・パーテイはレンタル移籍で2年間は違うチームですが、後は全てアトレティコ・マドリードでのプロ生活です。
アトレティコ・マドリードでの公式戦出場188試合、16ゴール12アシストです。
外国人選手でここまでクラブ一筋な選手も珍しいですね。
ガーナ代表として27試合出場10得点12アシスト。
2016年6月5日当時22歳で代表デビューしています。
プレースタイル:万能型のボランチ
トーマス・パーテイのプレースタイルは万能型のボランチです。
まず守備に関しては、ボール奪取能力が高く、186cmのフィジカルを活かしして1人で広範囲を守れる選手です。
サッカーIQも高いので、ポジショニングが良く、インターセプトの回数も高いです。
攻撃においても、ボランチからの縦パスの精度が高く攻撃のスイッチを入れることが出来ます。
ドリブルで運ぶことも出来て、強烈なミドルシュートもあります。フリーキックも蹴れます。
2018年5月30日に行われた「日本vsガーナ」の試合ではトーマス・パーテイがフリーキックで先制点を決めています。
全部出来ちゃう選手です!
あえて弱点をあげるとしたらファールが少し多いかな。くらいですかね。
アルテタ監督も「知的な選手で、バランスや攻撃における組み立てなど柔軟性を与えてくれる」とコメントしています。
2020年シーズン、アーセナルのフォーメーションは3-4-3を採用していて、ダブルボランチの一角として出場するでしょう。
個人的にはジャカとのコンビが見てみたいです。ジャカのロングフィードとトーマス・パーテイの攻撃のスイッチでチームが活性化されそうです。
トーマス・パーテイはなぜアーセナルへ移籍したのか?
アーセナルへの移籍は年俸と評価の高さによるものです。
ここまでアトレティコ・マドリード一筋でキャリアを積み重ね、チームにとって欠かせない選手になったにも関わらず、年俸は約2億円とレギュラークラスでは最低クラスでした。
アトレティコ・マドリード側も契約延長のため年俸を約5億3000万円まで引き上げるとしていました。
しかしアーセナルでの年俸は約15億円!もし仮にアトレティコ・マドリードの年俸が引き上げられたとしても、アーセナルとの差は3倍ほどあります。
アルテタ監督も獲得を熱望し「念願叶い嬉しい」とまでコメントして、即戦力に期待がかかります。
サッカー選手の寿命の短さと、自身もサッカー選手としてピークの年齢をむかえているので、高い年俸と、アーセナルからの評価によって移籍するのには十分な理由ですね。
まとめ
・トーマス・パーテイはガーナ代表のMFで万能型のボランチの選手です。
・アーセナルでの年俸は約15億円でチーム3位の高年俸でした。
・契約解除金は約62億円で完全移籍。
・プロ生活は全てアトレティコ・マドリードでのもので、初の完全移籍です。
・アーセナル移籍は年俸、評価の高さによるものです。
昨年度の2019-2020シーズンはリーグ8位と苦しんだアーセナル。
トーマス・パーテイの活躍で、再び優勝争いをするアーセナルが見たいです。
今後の活躍に期待ですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。