【くれなずめ】原作の舞台内容は?映画のキャストや意味についても

映画「くれなずめ」は、松居大悟監督が、自身の体験を基に描いたオリジナルの舞台劇を映画化した作品です。

物語は、結婚式の披露宴から2次会の間に起こる短いお話で、泣きたいのに笑えて、笑いたいのに泣ける。狭間の時間に起こる奇跡が見どころとなっています。

そんな「くれなずめ」の原作となった舞台やキャスト。くれなずめとはどういう意味なのか?

そんな気になることを、まとめていきたいと思います。

「くれなずめ」原作の舞台について

くれなずめの原作となった舞台について紹介していきます。

舞台「くれなずめ」の概要

2017年に劇団ゴジゲンにて公演された舞台「くれなずめ」

作・演出は、映画版の監督も務める、松井大悟さん。

出演:奥村徹也さん、東迎昂史郎さん、松居大悟さん、目次立樹さん、本折最強さとしさん、善雄善雄さん。

東京、京都、北九州の3都市で公演されました。

舞台「くれなずめ」内容・あらすじ

高校の帰宅部仲間が、友人の結婚式のために再会、高校のノリを思い出しながら余興の練習をする。

結婚式当日。披露宴と2次会の間にぽっかりと空いた時間。男たちはそれぞれに、ふと「もういなくなった奴」のことを思い出す。

結婚式の披露宴と2次会までの短い時間の中に、過去と現在をギュッと詰め込んだ内容になっています。

劇団ゴジゲンについて

2008年、慶應義塾大学演劇サークル「創像工房 in front of.」内で結成。

主宰の松居大悟がさんが全ての作・演出を手がける。

メンバーの出身地は、福岡・島根・沖縄・北海道・岐阜・富山となぜか地方に偏っています。

2017年に初の3都市公演「くれなずめ」で2000人以上を動員。

全国を視野に入れて、下北沢を中心に活動中。

舞台「くれなずめ」の評価

舞台「くれなずめ」を観た人の感想や評価です。

舞台を観た人の感想は全て高評価でした。

過去の自分と照らし合わせたり、 懐かしい感覚になれる貴重な作品ですね。

映画化になることで期待している人もたくさんいました。

映画くれなずめのキャスト

映画「くれなずめ」のキャストを紹介します。

・成田凌さん 吉尾和希役
物語の主人公で、明石に誘われて劇団の道に進む。過去に死んでいる。

・若葉竜也さん 明石哲也役
藤田太欽一が主宰する劇団に所属する舞台役者

・浜野謙太さん 曽川拓役
吉尾和希たちの後輩でサラリーマンをしており、唯一の既婚者。

・藤原季節さん 田島大成
吉尾和希たちの学生時代の後輩で会社員。

・目次立樹さん 水島勇作役
ネジ工場で働く作業員で6人の中で唯一地元に残った。舞台くれなずめでも水島役を演じる。

・高良健吾さん 藤田鉄一役
劇団を主宰する舞台演出家。

・飯豊まりえさん 弘美役
ウエディングプランナー

・内田理央さん 愛役
曽川拓の妻。吉尾の同級生で高校時代は吉尾とともに清掃委員をしていた。

・城田優さん 松岡役
吉尾ら6人を恐れさせたヤンチャな同級生。

・前田敦子さん ミキエ役
高校時代吉尾と同じ清掃委員で、披露宴にて6人と再会する

くれなずめの意味

日が暮れそうでなかなか暮れないことを「暮れなずむ」といい、その言葉を命令形にした松井大悟監督による造語で「くれなずめ」

その他にも、「前に進もうとも様々な障害が立ちはだかったままで思い通りに進めない」という意味も含まれています。

まさに映画のストーリーそのままのタイトルですね。

受け入れられない友人の死と向き合いながら、前に進んでいる様子が表されている素晴らしいタイトル。

松井大悟監督の「友だちみたいな映画です。コイツに会いに来てください。なんてことない夕暮れの下で、一緒にへらへら笑いましょう。遠慮はいらないぜ!」とコメントしています。

まとめ

「くれなずめ」の原作となった舞台やキャスト。くれなずめの意味についてまとめてきました。

原作は、2017年に劇団ゴジゲンにて公演された舞台「くれなずめ」

くれなずめの意味は、松井大悟監督の造語で、日が暮れそうでなかなか暮れないこと。という「暮れなずむ」の命令形。

原作でも注目を集めた作品に、主演の成田凌さん含め、豪華な俳優陣が集結しています。

映画「くれなずめ」の公開が楽しみです。

最後までお読みいたたきありがとうございました。

 

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