現在「地獄楽」本編は13巻で最終回を迎え、その後の人生を描いた「解体新書」では生き残った人物たちの様子などを描いています。
かなり過酷な戦いを描いた作品なだけに、どのような最終回を迎えるのか。
またその後はどのような生き方をしていくのか、読者もいろいろ想像しながら読み進めていることでしょう。
そこで今回は地獄楽最終回の現代や感想、その後を考察や生き残った人について解説・紹介していきます。
「地獄楽」最終回の現代や感想・その後を考察!
1話から127話まで息つく間もなく走り抜けた地獄楽。
島では死刑囚とその監視役が命を懸けて戦い、そして多くの者が命を落としていきました。
そんな先も見えない地獄楽で特に気なるのは最終回ですよね。
ここでは最終回についての感想、その後などについて紹介していきます。
◥◣#地獄楽 登場人物①◢◤
画眉丸
cv.#小林千晃“がらんの画眉丸”として畏れられていた元石隠れ衆最強の忍。
死罪人として囚われたが、愛する妻の為に仙薬を探すことに。▼#MAPPA 描き下ろしの
新規キャラクターイラストが到着! pic.twitter.com/INq3j0Ua8J— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) March 1, 2023
最終回のあらすじ
多くの犠牲を出しながらも必死に戦い、ついにリエンの元へ。
しかし今までの敵とは比べ物にならない程の強さを持つリエンに、画眉丸たちは苦戦を強いられます。
そんな戦いの中、画眉丸がリエンの攻撃で花化の状態に。
しかしそれを救ったのは他ならぬ画眉丸の監視役の佐切でした。
佐切の荒治療のおかげで見事復活した画眉丸は佐切と最後の力を振り絞り戦い、無事リエンを倒すことに成功。
生き残った者たちと共に島を脱出します。
そして時代は1800年代へと移り、画眉丸は妻と幸せに暮らし、佐切、杠山田家を離れ諸国行脚へ。
他の者たちも島での経験を活かした仕事や生活をしており、本当に戦いは終わったのだと実感させられました。
最終回の現代でメイが再登場
最終回の現代ではメイが再登場を果たします。
島で出会った女の子メイは、天仙によって過酷な運命を生きながらも少しずつ画眉丸たちと打ち解け笑顔を見せるように。
しかし最後は鬼尸解をし、巨大な花びらを持つ蝶に変身。
リエンを追うために画眉丸たちが乗った船を花びらで仰ぎ風を起こして船を動かしました。
この時タオを使いすぎたメイはその場に倒れ、眠るように目を閉じます。
その後、メイの登場はなく、誰もがメイは死亡したと思ったことでしょう。
ですが、メイは最終回の最後の一ページに登場。
江戸時代から現代まで時間が経過しており、近代的な建物が並ぶ世界で、メイの見た目は相変わらず女の子の姿のまま。
大人の姿の桂花と生活を共にしていました。
この状況からして、メイは現代に転生したのだと考えられますね。
死んだと思っていたメイがまさか現代で生きているとは、驚きと嬉しさが混ざった感情が湧き出てきてしまいました。
徐福と蓮との儚き思い出。
その後悔を胸に、今ーーー。
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ヌルガイのその後を考察
無実の罪で死刑囚となったヌルガイを処刑する意味が分からないと感じた士遠。
島から脱出後、自身も山田浅右衛門の名を捨てヌルガイと共に旅に出ます。
安住の地を求めて旅をする二人は行く先々でトラブルに巻き込まれ、それを解決し名も名乗らず去っていくことからいつしか「子連れ座頭」と呼ばれるように。
成長し女らしくなったヌルガイを守るため士遠の親ばかっぷりも伺えましたね。
そしてここで気になるのはここから先のその後ではないでしょうか。
私が考察するに、二人は本物の親子以上の絆で結ばれ、遠く誰も二人を知らない場所で幸せに暮らすと思います。
そして美しいヌルガイに求婚しようと多くの男性が押し寄せますが、士遠の刀に勝たなければ婿として認められないよいう厳しい掟が。
そんな中一人の男性がヌルガイの前に現れます。
そして驚くことにその見た目や話し方、そして刀の振るい方までもが典坐にそっくり。
ヌルガイは一瞬で心を奪われ、きっと彼は典坐の生まれ変わりで私を探しに来てくれたと感じます。
士遠もヌルガイの幸せを願いその男性と結婚することを許し、3人で強く幸せに生きていくことを誓うのでした。
いかがでしょうか。
皆さんはヌルガイのその後をどのように考えますか?
原作を読みながらぜひ想像してみて下さい。
仙薬を持ち帰ったのは誰?
ここで忘れてはいけないのが、仙薬を持ち帰った一名のみが無罪放免になるよということ。
では一体誰が持ち帰ったのか気になりますよね。
結論からお伝えすると、正式に無罪放免となったのは民谷厳鉄斎。
初めはお互いが生き残るために争っていた死刑囚たちですが、島での出来事から友情が芽生え、無罪放免となる人物を話し合いで決めます。
その結果が民谷厳鉄斎であり、他の者は十禾の機転で全員島で亡くなったことにされ、今後自由に生きていく道を手に入れました。
一巻での争う姿勢から、一変して冷静に話し合いが出来るようになるとは、誰が予想していたことでしょう。
島での経験がある意味いい方向へ働いたのかもしれませんね。
最終回の感想まとめ
最終回ではさらに厳しい戦いと、そしてその先に待つ幸せ、そして現代での様子などが描かれていまね。
一見殺し合いばかりしている残酷な作品にも思えましたが、実は何よりも純愛で仲間思いが詰まった作品でした。
最後の生き残り人数はとても少なく、まさかこの人が死ぬなんてと辛い場面も多くありましたね。
しかし最後は死んだ者の気持ちを背負いながら、生き残った者たちが強く元気に幸せそうに生きている姿に涙が止まらなくなりました。
島での出来事をこの先も忘れることなく、命は尊いものだと胸に刻んで、人間らしい幸せな人生を歩んでくれることを願います。
「地獄楽」最終回で生き残った人について
島に送り込まれた死刑囚とその監視役。
では最終回では一体誰が生き残ったのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
◥◣#地獄楽 登場人物③◢◤
亜左弔兵衛
cv.#木村良平“賊王”の呼び名で、伊予の山奥に賊の村を持つ傑士。
その残忍な性格と適応能力の高さで、数々の修羅場を潜り抜けてきた。▼#MAPPA 描き下ろしの
新規キャラクターイラストが到着! pic.twitter.com/ZpGgqeIeuW— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) March 3, 2023
最後まで生き残った人物一覧
最終回で生き残った死刑囚と監視役は合わせて9名。
山田浅ェ門
- 佐切
- 十禾
- 桐馬
- 士遠
死刑囚
- 画眉丸
- 杠
- 民谷巌鉄斎
- 亜左弔兵衛
- ヌルガイ
亜左弔兵衛と桐馬のその後
花化した状態で氣を使い果たした亜左弔兵衛。
一時は死んだかと思われましたが、桐馬が亜左弔兵衛の丹田を持っており、何とか回復に成功。
兄弟揃って島を出た後は、英国を占領。
更には香港へ渡たり裏社会で新たな生活をしており、桐馬のずる賢い知恵と人外の力を持つ亜左弔兵衛は世間から双龍兄弟と呼ばれるように。
この2人の生き方はあまり変わらないようですね。
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まとめ
冷たい心を持った死刑囚たちが、どんどん人間らしい感情を取り戻し、最後は人間らしく生活を送る姿に感動させられてしまいました。
島で死んでしまった者たちも実力は高く仲間思いで、出来れば全員生還してほしかったですね。
地獄楽は2023年4月にはアニメ化も控え、声優やPVが続々と公開されています。
漫画では感じ取れなかった部分も、アニメになることで音や声からまた新しい発見と気づきが得られることでしょう。
アニメ放送日を楽しみに待ちつつ、再度一巻から読み直して、更に地獄楽の世界観に浸りたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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