「地獄楽」に登場する、まつろわぬ民・山の民(サンカ)の子供であるヌルガイ。
誰に危害を加えるわけでもなく平和に山で生活をしていたが、ある日侍によって村を滅ぼされ、自身も死刑囚として囚われの身に。
だがそんなヌルガイに生きる希望を与え、共に極楽浄土へ向かったのが監視役の典坐でした。
今回はそんなヌルガイの死亡や死罪人になった理由、そして性別やタオ・典坐との関係について詳しく解説していきます。
「地獄楽」ヌルガイの死亡や死罪人とは?
亜左弔兵衛や民谷厳鉄斎などの他の死刑囚たちとは違い、無実の罪で囚われの身となったヌルガイ。
ではなぜヌルガイは死罪人となってしまったのでしょうか。
また最後は生き残れず死亡するのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
ヌルガイが死罪人となった理由
ヌルガイが死罪人となった理由は「まつろわぬ民・山の民」であったから。
幕府に帰順せず独自の文化で山野を生きるヌルガイ達は、徳川の治世では逆賊と見なされてしまいます。
ヌルガイはそのことを知らず、たまたま道に迷っていた侍を助けてしまったことで村を滅ぼされ、自身も死罪人に。
ただ山の中で暮らしていただけで村人全員を殺され、自分も無実でありながら死罪人となったヌルガイの気持ちを考えるととても辛いものがありますね。
ヌルガイは死亡する?
結論からお伝えすると、ヌルガイは死亡せず最後まで生き残ります。
島では典坐や士遠に守られ、戦いには一切参加をしていなかったヌルガイ。
しかし士遠がピンチに陥った際、その力が覚醒され、自身も大切な者を守るため化け物たちに立ち向かっていきます。
そして「お守りなんていらない」「一緒にいてくれるなら相棒だよ!」と士遠に伝え、2人で力を合わせて戦い無事島から生還。
一度は村人を死なせてしまった自分を責め、生きることを諦めていたヌルガイの大きな成長に誰もが感動したことでしょう。
「地獄楽」ヌルガイの年齢や性別・タオについて
見た目からではその年齢や性別が非常に分かりづらいですよね。
背丈からして子供だと思われますが、その性別は男なのか女なのか。
ヌルガイのタオと併せて年齢や性別も詳しく見ていきましょう。
◥◣#地獄楽 登場人物⑨◢◤
ヌルガイ
cv.#小市眞琴独自の文化によって山野を生きる「山の民」最後の生き残り。
幕府に帰順しない逆賊として、死罪人となる。▼#MAPPA 描き下ろし
新規キャラクターイラストが到着! pic.twitter.com/IrYBMfopxf— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) March 8, 2023
ヌルガイの年齢や性別<h3>
ヌルガイの年齢は12歳、そして性別は女性です。
全く手入れのされていないボサボサヘアに、動物の毛皮で作られたであろう洋服。
そして山で生活していたせいか鋭い目つきに、一人称を「オレ」というあたりから男性だと思われていました。
しかし作中で水浴びをしている最中に、身体の線が女性っぽいと典坐に指摘され「女だぞ」とヌルガイ自ら明かしたことで性別が発覚。
典坐も「でええええ!」と驚いていましたが、私たち読者も全く同じ反応をしてしまったことでしょう。
ですがその後のヌルガイが典坐に惚れ、求婚をしていた姿にやっぱり女の子なんだなとほっこりさせられましたね。
ヌルガイのタオや強さ
ヌルガイのタオは「水」であり、その強さは士遠との氣の相性のおかげで覚醒。
最初は守ってもらう立場だったため、水のタオを持つヌルガイは木のタオを持つ佐切や士遠のタオを高めて回復させる役でした。
しかし終盤では急激な成長を見せ、相手のタオが見えるように。
誰かを守りたいと強く思ったヌルガイの心はタオをも大きく強くしたのでしょう。
いつも士遠の後ろに隠れていたヌルガイが、士遠と肩を並べて戦う姿に思わず感激してしまいました。
士遠とヌルガイは子連れ座頭
島を脱出した士遠とヌルガイは行動を共にし、各地で様々な問題を解決するも名も告げずに去っていくことから「子連れ座頭」と呼ばれるように。
更にヌルガイは島を出てから化粧やオシャレを覚え、男性にいい女とナンパされるほどの美少女へと成長。
しかしそんなヌルガイを士遠は徹底的に守ります。
「男は皆泥棒の獣と思いなさい」とヌルガイに忠告しているあたりがまさに父親としての愛情が現れている証ですよね。
島にいたころは弟子である典坐からの頼み事という認識でヌルガイを守っていた士遠。
ですが徐々に親が子供に持つような愛情が芽生え、ヌルガイに対しての過保護さが増していったと言えるでしょう。
これからも仲良しな親子、そして尊敬し合える師匠と弟子の関係でいてほしいですね。
◤場面紹介◢
「ありがとうヌルガイ
命を…与えられた」「先生と呼ぶべきは私の方だね」
(「地獄楽」 第八十五話より)https://t.co/inOgW2oULL pic.twitter.com/6HTqpPCbpp
— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) November 2, 2022
「地獄楽」ヌルガイは典坐によって生き延びる
ヌルガイの監視役として共に島へ上陸した典坐。
死刑囚として捕まり、自身の過ちで村人を殺してしまった罪から生きる希望を失っていたヌルガイ。
しかしそんなヌルガイの手を引っ張り生き延びさせたのは典坐です。
そして島でも「何が何でも生きろ」とヌルガイに言い、朱槿との戦いでも自らの命を犠牲にしてまでヌルガイを守りぬきました。
監視役と死刑囚との関係を超え、お互いを大切に思い合った2人の姿に多くの読者の涙が止まらなくなったことでしょう。
そしてそれと同時にもし2人が共に生き残っていたらどんな未来があったのかも見てみたくなってしまいました。
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まとめ
今回はヌルガイの死亡や死罪人になった理由、年齢や性別・タオ・典坐との関係についても紹介していきました。
山の民であることから死刑囚となったヌルガイですが、島では多くの人に守られ愛されていることがよく分かりますよね。
典坐に言われた通り最後まで生き延び、士遠と共に新しい人生を歩み出しているヌルガイには何が何でも幸せになってもらいたいものです。
残酷なシーンが多いながらも、小さな愛をたくさん感じられる「地獄楽」。
まだ原作を読んでいない方はぜひこの機会に読まれてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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